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スフィアライトのLEDとは

 

このLEDはアフターパーツメーカーでも強くお勧めしてくるほど、信頼性が高くて評判がいいものです。

部品商も最初におススメしてくるLEDヘッドライトバルブです。

僕も数年前にAmazonで激安LEDを買ってつけました。

その結果どうだったかというと、色味は明るく見えましたが、光軸がまったく合わなくて結局車検時にはハロゲンを取り付けて通していたんです。

その当時のLEDって、カットラインが出ないものが殆どでしたから。

スフィアライトはご覧の通り、すでにカットラインが出そうな形をしています。そして、LED特有の放熱のフィンもコンパクト。

すなわち、無加工でH4に取り付けられるねという優れものになっています。

昔のLEDって、放熱フィンが後ろについていて、カプラーを加工したりライトの防水カバーを切ったりしないと取り付けできなかったんです。

このスフィアライトはH4ならポン付できます。

ハロゲンバルブと比較しても寸法的にはほぼ変わらずですから。問題なくライトの中にもおさまります。

明るさはどう変わったか?

交換前のハロゲン。

スフィアライトのLED。

全体的に明るくなったように見えますね。

スフィアライトのLOビーム

スフィアライトのハイビーム。

多分、淡黄色のハロゲンバルブから交換すると、非常に明るくなったね!という印象を受けると思います。

人間の感覚でいうと明るく見える。

では、ヘッドライトテスタに当ててみたらどうなのか?

こちらは交換前のハロゲンでの光軸です。

一番左の数値が明るさである高度。

92hcdです。

ちなみに車検合格ラインは64hcd。このヘッドライトバルブは車検用に買った2個入りで1000円の安いものですが、なかなかいい仕事をしているのが分かります。

それではスフィアライトはどうか?

ばちっと決まった数値を取りました。

110hcdです。明るくなっているのがわかります。ただ、劇的に数字が明るくなったか?といわれるとさほどでもないかなと。

実際にYouTube動画でも挙げていますけど、ヘッドライトの光量や光軸って、常に微動しています。

アイドリングの振動だったり、光の具合だったりで、減ったり増えたりするのです。

総合的に判断すると光量はテスタで計測すると、そんなに明るくないということになるんです。

それより問題なのがこちら。

左右の光軸が大きくぶれているのが分かります。

1つの電球はそこそこ定まってくれたんですが、もう1つの電球は左右の光軸が行ったり来たりを繰り返して安定してくれませんでした。

指定工場では、車検を通すことはできると思います。

動かさなければ、車検合格の軸に入ることが出来ますから。

ただし、ユーザー車検などだと、車の侵入角度などで左右の光軸は大きく変わってきます。

もしかしたらヘッドライトテスタがうまくカットラインを拾ってくれなくて、検査落ちする可能性があると思いますね。

 

・価格は安くてリーズナブル

・取り付けは無加工でポン付できる

・消費電力は低くて車に優しい

・人間の視覚的に見ると、明るくなったように見える

・ヘッドライトテスタに当てると、実はそれほど明るくない

・光軸がぶれる個体がある