JAF(ジャフ)の正式名称は、一般社団法人日本自動車連盟と言います。
自動車連盟とか聞くと怪しい団体と勘違いされるかもしれませんが、車やバイクのトラブルを解決するロードサービスや自動車関連業務を主とした団体です。
ロードサービス業務
2020年度にJAFにおいては、約15秒に1件のペースでロードサービス救援活動をしています。その数2,117,485件と驚きです。
JAFだけで年間2,117,485件ものトラブル出動する程、車やバイクのトラブルは身の回りで発生しています。トラブルはいつ自分に降り掛かってくるかわかりませんね。
自動車やバイクを運転にはリスクが付き物。この様な環境に置かれているドライバーやライダーの安心をサポートするために、会員・非会員問わず24時間・365日、休み無くトラブル現場へ出動しています。
災害時の特別支援隊派遣
JAFはロードサービス特別支援隊として、国内外の災害現場に派遣され、多くの支援活動を実施しています。
車のレッカー業務や、脱輪、横転など、自動車のトラブル復旧の実績を武器に、災害現場で交通インフラの復旧など携わってます。
近年では、2021年1月の富山・福井両県の豪雪被害による派遣では、269名の隊員が復旧に従事しています。
このように、我々ドライバーやライダーを直接救援するだけでなく、交通インフラの復旧など、交通社会全体に寄与する団体といえます。
災害支援は、会費やトラブル対応で得た利益を元に活動をしており、ある意味JAF会員も間接的に災害支援を行なっているとも言えますね。
モータースポーツの振興
知る人ぞ知るJAFのもう一つの顔がモータースポーツの振興です。日本ではJAFだけが、FIA(国際自動車連盟)公認団体としてサーキット走行できる国内ライセンスを取得するための業務や、モータースポーツのルール制定モータースポーツ競技の公認などを行なってます。